cup of PRIDE

Cup of PRIDE 大会規則書   Ver.2 2017/08/08改訂

規則書目的

①レースイベントに参加するドライバーのスポーツマンシップとドライビングマナーの構築。
②ドライバーおよびレース主催者・オフィシャル、観戦者の安全を確保する。
③アクシデントを未然に防ぎ、参加ドライバー・観戦者がより楽しく本気で取り組めるレースの構築。

一般原則

①基本的に同一周回で競う車両は、先行する車両に優先権がある。
②同一周回で競う車両同士では、相手の前に位置する車両は、急激な車線変更は慎むこと。
③サイドバイサイド(車両相互の全長内)における小さな接触は容認されるが、相手を走路外に追い落とし、スピン・クラッシュに至らせない。
④威圧的、攻撃的意図をもつ接触行為をしてはいけない。

危険行為

①ポジションアップを狙った過度なプッシング、接触行為
②走行ラインを残さない幅寄せ、ライン変更行為
③多重クラッシュを招く行為
④競技中提示される旗に従わない行為
⑤マシンがコース上で停止してしまい、その後の対処についてコースオフィシャルの指示に従わない行為
⑥スピン等で停止後コース復帰する場合に、後続車がいるにも関わらず、後続車通過前に再スタートする行為(安全不確認行為)
⑦不可抗力を除く、コース上での停止もしくは一時停止(コース外またはライン外への停車を厳守)
⑧走行中頻繁に後ろを振り返り見る行為
⑨コースを逆走し事故を招く行為
⑩暴力行為

ドライバーモラル

下記の行為を行った場合は、厳重注意または今後レースへの参加を認めません。

①競技運営スタッフ・サーキットスタッフ・コースオフィシャルからの指示を無視した場合
②走行中に、競技相手を挑発する行為をした場合
③他人への言葉による脅しや暴力行為をした場合
④規則書を読まず、理解せず、競技運営スタッフやコースオフィシャル、並びに他のドライバーにクレームを入れる行為
⑤サーキット内での非常識な振る舞い
⑥レースの裁定や運営に対し、理由も聞かず怒鳴り込む行為

ドライビングマナー

ドライバーは定められたトラックのみを走行し、常にサーキットにおけるドライビングマナーを遵守しなければなりません。

●手上げ
 事故を未然に防ぐために後続車両並びにコースオフィシャルに手を上げ合図をする義務がある。

  ・ピットIN・OUT時 
  ・スローダウン走行する時 
  ・マシントラブル発生時 
  ・スピン・クラッシュ等でコース上で停止する時
  ・ドライビングミスまたは強引なドライビングで相手との接触があった時


●マシントラブル
走行中車両がメカニカルトラブルで停止並びにクラッシュ等で走行不能な状態に陥った場合、安全な場所に車両を止め、安全を確保しつつ直ちにトラックを離れなければならない義務がある。

  ・車両から降りる際は必ず周りの十分な安全確認を行ってから降りること
  ・車両から降りた際は速やかにタイヤバリアなどの後ろに入り、安全を確保すること
  ・コース上では絶対にヘルメットを脱がないこと
  ・ドライバーはオフィシャルの指示に従うこと
  ・オフィシャルの許可なくトラックを横断しないこと


●フラッグ
 レースで使用される5つの旗の意味を確実に理解し、その指示に従う義務がある。


黄旗
走行中のレース車両に、近くに危険があるということを示す。
黄旗の振られているポストから、ストップ・トラブル車両や次の黄旗の振られている間は減速義務と追い越し禁止区間となる。

赤旗
レースの中断を示す。
アクシデントによってコースが塞がれてしまったり、天候条件などでレースの続行が困難な場合に出され、 この旗が出されたら、全車両は速やかにピットへ戻らなければならない。(赤旗提示を確認したポストを2度通らないこと) 

オレンジボール旗
マシンが何らかのメカニカルトラブルを抱えていることを示す。
トラブルを抱えている車両のカーナンバーと共に出され、この旗の出された車両は速やかにピットへ戻らなければならない。 無視または気づかずに走行を続けた場合は、いかなる場合でも厳重注意とし、ペナルティを課す。

日章旗
タイムトライアルやレース開始を示す。
スタートラインを越えるまでは追い越しやカート1台分以上のライン変更はしないこと。

チェッカーフラッグ
タイムトライアルやレースの終了を示す。
この旗が出されたら追い越し禁止で周回し、ピットINを行う。この旗を2度受けた場合、ダブルチェッカーとなりペナルティを課す。


●フルコースコーション
コース上にある危険物(止まった車両やパーツなど)を撤去作業するコースオフィシャルに危険が及ぶ可能性や 撤去作業に時間を有する場合、全ポストで黄旗、赤旗が提示される。
その際以下を厳守する義務がある。

  ・フルコースコーション 黄旗
    ①コース全域での減速義務と追い越し禁止
    ②フルコースコーションが解かれた(旗の提示が消えた)瞬間からレーススピードと追い越し禁止解除

  ・フルコースコーション 赤旗
    ①コース全域での減速義務と追い越し禁止
    ②赤旗が提示されたら速やかにピットINを行うこと(赤旗提示を確認したポストを2度通らないこと)
 


ペナルティ規格

・イエローカードは警告・累積2枚でレッドカード、レッドカードは失格処分とする。
・当日の練習兼タイムアタック~決勝ヒートまで累積枚数は有効となる。

セッションごとの失格処分時のペナルティ

・練習兼タイムアタック:全計測タイム抹消
・予選・決勝ヒート:該当ヒート最後尾へのポジションダウン

審判方法

①競技長の判断
②コース内のオフィシャルによる目視確認
③当事者からの事情聴取
④走行後の車両状態、コース確認

競技長ならびにオフィシャルへの抗議

・受け付けません

ペナルティ内容 イエローカード

①プッシュアウト及び幅寄せ
 相手車両の走路妨害並びに走行ラインを残さない行為
《判断基準》
青カートが順位を落とす・青カートがダメージを受けたまたは赤カートが順位を上げた・危険行為と判断した場合。 (青カートの前輪が赤カートの後輪より前の位置の場合)

②プッシング
 ストレート・コーナリング中に相手車両のリヤ部分に接触し
  前者を押し出す行為
《判断基準》
青カートが順位を落とす・青カートがダメージを受けたまたは赤カートが順位を上げた・危険行為と判断した場合。 (青カートが失速や混戦時の玉突き的など不可抗力による後部からの接触は、プッシングと判断しない場合もあります)

③エッジイン
 十分な隙間が無い所に無理なライン取りや強引な追い抜きを行う行為
《判断基準》
青カートが順位を落とす・青カートがダメージを受けたまたは赤カートが適正な減速をしない・順位を上げた・危険行為と判断した場合。

④カットイン
 コーナリング時の後続車両の走路妨害並びに危険にさらす行為
《判断基準》
判断基準:《a》先行車両(赤)のターンイン開始前(向きの変え始め)
後続車両(青)が先行車両(赤)のホイールベース内まで並んだ際は 後続車両(青)にラインの優先権がある。その際に進路を内側に変更し後続車両(青)の進路を妨害したと判断した場合。
(双方のカートが接触したか否かは関係ありません。)

判断基準:《b》CP~立ち上がり
後続車両(赤)が先行車両(青)のフロントカウルより前へ進んでない限りは先行車両(青)にラインの優先権がある。 後続車両(赤)はラインを譲る義務がある。その際に無理なライン取りや強引な追い抜き行為をしたと判断した場合。
または適正な減速をする様子がない場合。



⑤フラッグ無視
 競技長並びにコースオフィシャルから提示された旗に従わない行為
《判断基準》
イエローフラッグ無視(黄旗区間での減速無視・追い越し行為・危険行為)
ダブルチェッカー(チェッカーを受け、再度コントロールラインを通過しチェッカーを2回受ける行為)
オレンジボール無視(同旗とカーナンバー提示を無視しレースを続ける行為)

⑥イエローラインカット
 ピット入口・出口内側のイエローラインをショートカットする行為
《判断基準》
カートのタイヤがラインを跨いだ場合。(ライン上まではラインカットと判断しない。)

⑦タイヤタッチ
 他車への走路妨害並びにショートカット行為
《判断基準》
各コーナーの青白ゼブラゾーンよりコーナー設置のタイヤ半個分動かしたと目視により判定した場合。

※但しイエローカード記載のペナルティ―行為であっても、過度な危険行為やマナー違反・重大な
 事故に繋がる恐れがあると判断した行為については【レッドカード】として競技長がジャッジします。



   

ペナルティ内容 レッドカード

①自車の危険行為により自車または他車にダメージを負わせ走行不能にさせた場合

②同レースに参加するドライバー並びにコースオフィシャルへの不安全行為
自分勝手な判断・行為、安全無視、マナー違反

③【故意によるスローダウン及び蛇行運転】
 後続車両の走行ラインを邪魔する並びに危険にさらす行為
《判断基準》
後続車の位置を目視確認し、わざとスローダウンまたは走行ラインをずらし相手に抜かれないようにジグザグ走行をしたと判断した場合。
後続車両の位置や後方の状況を確認するため頻繁に後ろを振り返る行為。

④【レッドフラッグ無視】
 競技長並びにコースオフィシャルから提示された旗に従わない行為
《判断基準》
レッドフラッグによるフルコースコーションが提示された周にピットINしない、レースを続ける、減速無視、追い越し行為、危険行為。

⑤【ピットロード徐行無視】
 ピット入口・出口・ピットロードの速度超過による徐行違反行為
《判断基準》
適正な減速をする様子がない、カート停止時にタイヤをロックさせた場合。

⑥【ヒーティング】
 タイヤへの熱入れ行為
《判断基準》
全セッション対象(コース内・ピットロード)
コーナー・ストレートでの蛇行・繰り返しステアリングを切る行為と判断した場合。

⑦【スタート隊列違反】
 ローリング隊列のスピードを著しく乱す行為・隊列を乱す行為
《判断基準》
2列に隊列を形成した時点から対象となります。
 《a》コースオフィシャルによる黄旗によるペースダウンを守らない行為。
 《b》故意に加速・減速しカート1台分以上車間を空けたと判断した場合。
 《c》アクセルONライン~スタートライン間での前走車(自車の列の前を走る車)の追い越し。
 《d》アクセルONライン~スタートライン間でのライン変更(カート1台分以上)。
 《e》スタートライン通過時の前走車(自車より前のポジション)の追い越し。

  ※ジャッジをより明確に行うために、ドライバーの皆さんに事情をお聞きする場合もございます。
   その際はご理解とご協力を宜しくお願い致します。

ローリングスタート概要


①スタートはローリングスタート方式(2列)
 ポールポジション車両(以下 PP車両)をイン側とする。(奇数車両がイン側)

②全車ピットから出たら、6コーナー(ヘアピン)前で停車させ、コースオフィシャルの指示に従い
 グリッド順に並び換える。

③8コーナー通過後より減速し、隊列を整え最終コーナーへ進む。
 先頭車両は、後ろの車両の位置を確認し隊列を整える。
 また、後方車両も隊列を乱さず前走車に追従する。
 故意にカート1台分以上間隔を開けたり、隊列を乱すドライバーはペナルティの対象とする。

④アクセルONライン~スタートライン間(パイロン間)は、自車より前のポジションの車(フロントカウル)より前へ出ないこと。
 また追い越しやカート1台分以上のライン変更もペナルティ対象になるので注意。
 アクセルONのタイミングはPP車両に優先権がある。PP車両がアクセルONを開始したタイミングから、アクセルONラインを  通過してない後方車両のアクセルONは可能。(前走車のアクセルONタイミングに合わせる。)

⑤日章旗が振られたらレーススタート。
 (競技長より隊列が整ってないと判断した場合は、【日章旗は振られず】隊列を整えるため、再度1周する。
 但し2回目でスタートが切られない場合は、再度1周しホームストレートで赤旗により一度全車停止させます。その後再度ローリングを開始してもらいます。)

⑥スタートライン(パイロン)通過後から、追い越し・ライン変更は可能。
 (スタートライン前の追い越し・ライン変更はペナルティの対象とする。)
 
  参加される全ドライバーの方は概要をしっかり読み理解して下さい。
  質問のある方は、概要説明時に必ず質問すること。
  大きな事故や他のドライバーに迷惑をかける恐れがあります。




■ドライバー装備について

レーシングスーツ装着を推奨。
長袖・長ズボンでも参加できますが、安全のためつなぎタイプの服装を推奨します。
滑り止めの着いた手袋、シールドの付いたフルフェイス型のヘルメットを正しく着用して下さい。

※無料レンタルヘルメットあり
 (要フェイスマスク装着 お持ちでない方は500円でサーキット受付にて販売しています)



■シリーズポイントについて

それぞれの決勝レース結果に対して下記シリーズポイントを付与する。(全5戦)
なお、年間シリーズランキングは「全戦有効ポイント」制とする。

1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
35
32
30
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
18
17
16位
17位
18位
19位
20位
21位
22位
23位
24位
25位
26位
27位
28位
29位
30位
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2

※同ポイントの場合は、1.最高順位 2.最高順位の回数 3.予選レース順位 、の優先順にて決定
※タイムアタック1位の選手には2ポイントを付与する



■ウェイトハンデについて(2018年より改訂)

・装備体重 53.9kg 以下 ・・・ +0.4秒
・装備体重 54.0kg~59.9g ・・・ +0.3秒
・装備体重 60.0kg~65.9kg ・・・ +0.2秒
・装備体重 66.0kg~71.9kg ・・・ +0.1秒
・装備体重 72.0kg 以上 ・・・ なし

※タイムアタックの記録に上記のタイムを加算したものをTT結果とします。
※装備体重とは「ヘルメット」「レーシングスーツ」「レーシンググローブ」「レーシングシューズ」を含みます。(リブプロテクター、ネックガードは装備体重に含みません)
※女性は計測・ハンデなし。(希望される場合のみ計測・ハンデ加算)
 但し、一度でもRace1に進出した女性ドライバーはそれ以降計測ありで行います。


最後に・・

レースに参加する皆さんが“主役”です。
良くも悪くもレースを作っていくのは皆さんであり、一人一人の意識の持ち方で変わります。
同じレースを戦う全ドライバーの皆さんへ“リスペクト”の気持ちを持ってレースをしましょう!
皆さんと共に事故やケガなく、熱く素晴らしいレースを作っていきたい!!
ご協力宜しくお願い致します!