2018 Cup of PRIDE 第1戦 3/4(日) レポート |
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ついに開幕!2018シーズン【Cup of PRIDE 第1戦】
30名フルグリッドで迎えた開幕戦。
ヤングドライバーが躍動した最後まで目の離せないレースとなりました。
激闘のレースの様子をお届けします。
■エントリーリスト
■タイムアタック結果
順位 | 号車 | 名前 | ハンデ | ベストタイム | 最終結果 | 予選・決勝レース |
1 | 7 | 矢嵜 博之 | +0.3 | 43"388 | 43"688 | TT 1位~11位 Race1へ進出 |
2 | 6 | 朝倉 希海 | +0.4 | 43"570 | 43"970 | |
3 | 8 | 鈴木 風真 | +0.3 | 43"767 | 44"067 | |
4 | 3 | 石川 拓也 | +0.3 | 43"816 | 44"116 | |
5 | 9 | 水田 桂裕 | +0.1 | 44"092 | 44"192 | |
6 | 7 | 村山 雅孝 | +0.2 | 44"108 | 44"308 | |
7 | 1 | 矢嵜 叶人 | +0.3 | 44"008 | 44"308 | |
8 | 1 | 南部 和哉 | +0.2 | 44"375 | 44"575 | |
9 | 6 | 高橋 秀斗 | +0.2 | 44"414 | 44"614 | |
10 | 6 | 近藤 芳弘 | 0 | 44"617 | 44"617 | |
11 | 4 | 西ハマー | +0.1 | 44"535 | 44"635 | TT 11位~20位 Race2へ進出 |
12 | 4 | 佐々木 大輔 | +0.4 | 44"350 | 44"750 | |
13 | 5 | 新村 拓也 | +0.2 | 44"629 | 44"829 | |
14 | 7 | 石川 竜二 | 0 | 44"914 | 44"914 | |
15 | 9 | 佐藤 元司 | +0.1 | 44"875 | 44"975 | |
16 | 2 | 小野 仁 | +0.2 | 44"781 | 44"981 | |
17 | 5 | 鈴木 紅美 | 0 | 45"000 | 45"000 | |
18 | 3 | 岩瀬 卓也 | 0 | 45"046 | 45"046 | |
19 | 8 | 杉浦 元彦 | +0.2 | 44"895 | 45"095 | |
20 | 5 | seigo/iwasaki | +0.2 | 44"896 | 45"096 | |
21 | 3 | 進撃兄さん | 0 | 45"122 | 45"122 | TT 21位~30位 Race3へ進出 |
22 | 10 | 山崎 高宏 | +0.3 | 44"870 | 45"170 | |
23 | 8 | ミッチー | 0 | 45"181 | 45"181 | |
24 | 1 | 神山 秀男 | +0.2 | 45"228 | 45"428 | |
25 | 10 | 鈴木 広昭 | 0 | 45"435 | 45"435 | |
26 | 2 | 中村 一雄 | 0 | 45"519 | 45"519 | |
27 | 2 | 高橋 正 | +0.1 | 45"497 | 45"597 | |
28 | 4 | 井畑 浩和 | +0.1 | 45"498 | 45"598 | |
29 | 10 | 山田 勇 | +0.1 | 45"851 | 45"951 | |
30 | 9 | 杉山 裕孝 | 0 | 46"379 | 46"379 |
■Race 1 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race1 決勝レースレポート】 2018シーズン最初のウィナーは誰の手に… 決勝まで盤石にレースを進めてきた2017チャンピオン矢嵜 博之選手が取るのか… 勢いのあるヤングドライバーがそれを阻止するのか… Cup of PRIDEトップドライバーが集うRace1。 チャンピオン矢嵜(博)選手、去年最終戦がレース初参戦の新鋭朝倉選手を先頭に全注目が集まる中… 日章旗が振られる! 毎戦クリーンでギリギリのバトルが展開されるこのレース。スタートからポジションが大きく入れ替わる。 叶人選手が石川(拓)選手をヘアピンでかわし4位へ、9位スタートの南部選手が2ポジション上げ7位に浮上。 水田選手は2ポジションダウンで9位へ後退。 相変わらず速いラップを刻むトップ矢嵜選手とそれに追従する朝倉選手が、早くも3周目に3位鈴木(風)選手との間に1秒近くの差をつけ始める。 そして4周目早くもトップに動きが! ヘアピンで朝倉選手がチャンピオン矢嵜選手をオーバーテイク! しかし出口で膨らむ朝倉選手を冷静にかわし、ポジションを奪い返す矢嵜選手。 4位争いも叶人選手がプレッシャーをかける石川選手を何とかかわし、冷静かつ熱いバトルが展開される。 5周目耐え続けた叶人選手だがヘアピンで石川選手にかわされポジションダウン。 更に石川選手は、なかなかペースの上がらない3位鈴木選手の座も狙う。 次第に一騎打ちとなるトップ争い、6周目に再度ヘアピンで朝倉選手が矢嵜選手をオーバーテイクするが、これも冷静にかわされなかなか決まらない。 あと少し… 7周目諦めず3度目の正直か!?ヘアピンで仕掛けに行く朝倉選手!ついに矢嵜選手をかわしトップへ浮上!世代交代の瞬間か!? チャンピオンを従えた初のラップリーダーとなった朝倉選手。 緊張感の中、冷静に自分のペースでミスなく走り切り、矢嵜選手を振り切る。 トップが入れ替わった翌周、鈴木選手先頭に石川・叶人選手の3位争いも激化する。 しかし10周目ペースに苦しむ鈴木選手を石川選手がヘアピンでオーバーテイク!自身初のRace1表彰台へ勢いを増す。更に叶人選手も鈴木選手をかわし負けずと4位へ再浮上! 後方では終始ポジションをキープし続けた村山選手、スタートで出遅れたが諦めず何とかスタートポジションへ戻ってきた水田選手、スタートでポジションを上げたが苦しかったか南部選手。 今回念願のRace1進出を果たした高橋選手。経験は豊富なだけに今後Race1で更に上を目指して頂きたい。終始単走になったがこの重量でもRace1に残れることを証明し続ける近藤選手。 Race1全ドライバーがクリーンでハイレベルなバトルを最後まで魅せてくれたが、ついにチェッカーの瞬間が訪れる! 今シーズン最初のウィナーとなったのは、チャンピオンとのバトルを制しレース参戦2度目で初優勝を手にした朝倉選手!おめでとうございます! 果敢に挑戦する姿勢がとても印象的なレース。 今後どんな成長を見せてくれるのか…ヤングドライバーの成長がとても楽しみなレースとなった。 |
■Race 2 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race2 決勝レースレポート】 初参戦・最年少小学生ドライバー佐々木選手。 実力・経験ともトップクラス新村選手まさかのRace2進出。 こちらは飛躍!Race2初進出となった石川(竜)選手。 期待と波乱に満ちたRace2、ベテラン新村と若手佐々木の両者先頭でスタートが切られる! スタートでトップに立ったのは佐々木選手。絶対に勝ちたい!と緊張感の中、強い気持ちで先頭に立ちレースを先導する。その後ろ2位新村選手がチャンスを伺う。 更に3位西濱選手から8位杉浦選手まではテールトゥノーズの気の抜けない展開。 3周目、何が起きたのか!?佐々木選手を追う新村選手がヘアピン出口でまさかの単独クラッシュ! 気持ちが焦ったか…予想出来なかったミスに動揺が走る中、その隙に佐藤選手が西濱選手をかわし2位に浮上!後方のバトルも更に激しさを増す!! 3位西濱選手に鈴木(紅)選手が仕掛け、その後ろでは小野選手・誠吾選手・杉浦選手・岩瀬選手の毎周にわたるバトルが繰り広げられる! バトルが激しさを増す中、ヘアピンでのクリーンなオーバーテイクの攻防戦。ドライバーの負けたくない熱い気持ちが観ている全ての人に伝わる。 これこそがスプリントレースの醍醐味だと感じさせる今回一番のシーンだった。 しかし、気持ちが強すぎたか… 8周目に小野選手がヘアピン出口でクラッシュ、9周目には4位浮上を狙った誠吾選手がヘアピンでスピン。 惜しい結果にはなったが、一瞬にかけたドライバーの強い気持ちは確かに伝わった。 一時最後尾まで落ちた新村選手は、持ち前のスピードと経験値で6位まで浮上。 3位争いが激化する中、後方に差をつけた佐藤選手が初の2位表彰台を獲得! 激化した3位争いは最後まで耐え続けた西濱選手。 初のRace2だったが最後まで自分の走りをみせた石川選手。 そして、最後まで他の追従を許さなかったスプリントレース初参戦、初優勝佐々木選手! 毎戦見ごたえある熱いスプリントレースとなるRace2。 Race1へ行くためにはこの激戦区を勝ち抜くしかない… |
■Race 3 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race3 決勝レースレポート】 予選レーストップ走行中にベアリング破損でリタイア。不運の決勝最後尾スタートとなった山道選手。 どんな追い上げをみせてくれるのか… 波乱の中、今シーズン最初の決勝レース! ポールポジション山崎選手とセカンド大島選手を先頭にRace3スタートが切られる! ホールショットを決めた山崎選手は、勢いのまま安定した速いラップで2位の大島選手に差をつけていく。 混戦となったのは大島選手を先頭に鈴木(広)選手・神山選手・中村選手・井畑選手のグループだ。 4週目ヘアピンで神山選手が鈴木選手をオーバーテイクし3位に浮上するも2位大島選手は冷静に後方からのプレッシャーをさばく。 2位グループから徐々に遅れをとっていく中村選手と後ろからプレッシャーをかける井畑選手だったが、こちらも終始気の抜けない展開。 しかし、最終コーナーで中村選手が僅かな接触でスローダウンした際に井畑選手が5位に浮上! その隙にスタートから7位に浮上し、諦めず追い上げてきた山道選手との差が一気に縮まる! ファイナルラップまで気の抜けない展開。 最後まで安定した速さで逃げ切った山崎選手。 神山選手・鈴木選手のプレッシャーに耐え、最後までそのポジションを譲らない力強いレースをみせた2位大島選手。 今回初参戦の井畑選手・中村選手の攻防戦、諦めず前を追い最終ラップヘアピンで更に順位を上げ6位入賞した山道選手。 初参戦の高橋選手と“トン侍”こと杉山選手の最後まで諦めず走る姿勢も素晴らしかった。 最終ラップ1コーナーで杉山選手をオーバーテイクした高橋選手の姿はレースで大切なものを改めて感じさせてくれた。 4週目、まさかの単独クラッシュで最後尾まで落ちてしまった山田選手も単走になってしまったものの、最後までしっかり走り切った姿はとても素晴らしかった。 最後まで熱いバトルが繰り広げられたRace3。 選手の気持ちが溢れた素晴らしいレースとなった。 |
■入賞者インタビュー
■スタッフ特別賞
=種っち賞= seigo/iwasaki 選手 |
=あだち賞= 近藤 芳弘 選手 |
=しげたか賞= 井畑 浩和 選手 |
=りんご賞= 石川 竜二 選手 |