2018 Cup of PRIDE 第3戦 6/24(日) レースレポート |
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前日からの雨が当日朝まで降り続き、開催が危ぶまれた【Cup of PRIDE第3戦】
次第に晴天となり気温が上がる中、その暑さに負けないレースが今回も繰り広げられました!
今回は初参戦や有力選手の活躍が観られた刺激のある内容となりました。
そんなレース模様を是非ご覧ください!
■タイムアタック結果
順位 | 号車 | 名前 | ハンデ | ベストタイム | 最終結果 | 予選・決勝レース |
1 | 10 | 鈴木 風真 | +0.3 | 43"664 | 43"964 | TT 1位~11位 Race1へ進出 |
2 | 10 | 矢嵜 博之 | +0.3 | 44"124 | 44"424 | |
3 | 8 | 朝倉 希海 | +0.4 | 44"028 | 44"428 | |
4 | 8 | 石川 拓也 | +0.3 | 44"266 | 44"566 | |
5 | 8 | 山崎 高宏 | +0.2 | 44"402 | 44"602 | |
6 | 5 | 矢嵜 叶人 | +0.3 | 44"368 | 44"668 | |
7 | 1 | 南部 和哉 | +0.2 | 44"482 | 44"682 | |
8 | 10 | 井上 宏樹 | +0.1 | 44"706 | 44"806 | |
9 | 7 | 佐藤 元司 | +0.1 | 44"753 | 44"853 | |
10 | 6 | 中島 照弘 | +0.3 | 44"595 | 44"895 | |
11 | 6 | 水田 桂裕 | 0 | 44"949 | 44"949 | TT 11位~20位 Race2へ進出 |
12 | 2 | 近藤 芳弘 | 0 | 45"002 | 45"002 | |
13 | 5 | 伊藤 眞央 | +0.2 | 44"920 | 45"120 | |
14 | 3 | 岩瀬 卓也 | +0.1 | 45"033 | 45"133 | |
15 | 4 | 高橋 秀斗 | +0.2 | 44"949 | 45"149 | |
16 | 7 | 太田 博之 | +0.3 | 44"963 | 45"263 | |
17 | 5 | seigo iwasaki | +0.2 | 45"164 | 45"364 | |
18 | 7 | 鈴木 広昭 | +0.1 | 45"267 | 45"367 | |
19 | 4 | 工藤 義弘 | +0.2 | 45"329 | 45"529 | |
20 | 2 | 杉浦 元彦 | +0.2 | 45"455 | 45"655 | |
21 | 3 | みっちー | +0.1 | 45"559 | 45"659 | TT 21位~30位 Race3へ進出 |
22 | 9 | 所 祐希 | +0.2 | 45"479 | 45"679 | |
23 | 4 | 進撃兄さん | 0 | 46"050 | 46"050 | |
24 | 1 | 和田 悠暉 | +0.2 | 45"912 | 46"112 | |
25 | 2 | 豊田 優貴 | 0 | 46"721 | 46"721 | |
26 | 9 | 石川 竜二 | 0 | 47"473 | 47"473 | |
27 | 9 | 杉山 裕孝 | 0 | 47"687 | 47"687 | |
28 | 1 | 山原 正樹 | 0 | 48"367 | 48"367 | |
29 | 3 | 大矢 清史 | 0 | 48"391 | 48"391 | |
30 | 6 | 井畑 浩和 | +0.1 | 48"330 | 48"430 |
■Race 1 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race1 決勝レースレポート】 Cup of PRIDE初参戦ながら今回2名のドライバーがRace1へ進出した! “鉄人”中島選手。スポーツカート阪奈や神戸スポーツサーキットといった全国でも活躍する実力者。 初参戦ながら予選は2位、好位置から優勝を狙う。 シーサイドサーキットをホームとする井上選手。TTはCup of PRIDE実力者を相手に8位。予選レースは振るわなかったが、決勝での巻き返しを狙う! 新たな展開を見せるのか!?PPの2017チャンプ矢嵜(博)選手が慎重なローリングを切る中、Cup of PRIDE第3戦ラストレースが幕を開ける!! ローリングのタイミングを図った矢嵜(博)選手が盤石なスタートを決めるが、オープニングラップ3コーナーでクラッシュが発生! スタートのポジション取りが悪かったか、第2戦ウィナーの朝倉選手がまさかのクラッシュ! それに巻き込まれる形となってしまったのが、後方久しぶりのRace1進出となった山崎選手と前戦から連続Race1進出を果たしている佐藤選手。 大きくポジションを下げてしまったが、ドライバー・マシン共に無事であった。 いきなり波乱で始まったRace1。 矢嵜(博)選手を先頭に中島・石川(拓)・鈴木選手のトップ集団と少し離れ矢嵜(叶)・南部選手の接近したバトルが展開される。 井上選手はアクシデントを回避したものの、7位での単走を余儀なくされた。 中島・石川(拓)選手が虎視眈々とチャンスを狙う中、6周目を迎えた2コーナー、遂にトップが入れ替わる! 中島選手が矢嵜(博)選手のインをさしトップに出ると、その後方から石川(拓)・鈴木選手がその隙になだれ込む!石川(拓)選手は見事にチャンスをものにし2位へ浮上。 鈴木選手はポジションを上げるまでには至らなかったが、失速した矢嵜(博)選手の背中を捉える! また、5位争いをしていた矢嵜(叶)・南部選手もその隙にトップ集団との差を縮め、予想のできない展開になっていく。 翌周にはその中でも、冷静にレースを進めていった矢嵜(叶)選手が父矢嵜(博)選手をパスし、3位へ浮上。 親子対決は矢嵜(博)選手が粘るものの、矢嵜(叶)選手のペースから徐々に離されていく。 5位争いはバトル中の僅かな失速でトップ集団から離された鈴木選手と南部選手の一騎打ちに。 どちらも譲らず最後まで接近戦となったが、鈴木選手が守り切りレースを終えた。 そして冷静にレースをリードするトップ中島選手、優勝のチャンスが目の前に迫り闘志を燃やす石川(拓)選手、更に勢いを増しポジションアップを狙う矢嵜(叶)選手の最後まで目の離せないバトルは… 終始冷静なレース運びで、初参戦初優勝を飾った中島選手!おめでとうございます! 流石といったレース内容。他の模範となるクリーンで素晴らしいレースだった。 2位の石川(拓)選手は、レース後悔しさをにじませた。今シーズン必ず1勝すると誓った想いが現実になろうとしていただけに、現状の結果に満足はしていない。 悔しい思いを成長に繋げてもらいたい。今後もこの男に注目だ。 3位の矢嵜(叶)選手は、しっかりとチャンスをものにした。冷静に素晴らしいレースを展開してくれた。 シリーズポイントも父を僅か1ポイント先行しトップに浮上した。 シビアなレース展開が続くRace1は更にレベルが上がってきている。 目標を持った個々のレベルが高まり、誰が勝つか残り2戦全く予想がつかない。 全てのドライバーにチャンスがある。シーズン後半も期待が高まるばかりだ。 |
■Race 2 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race2 決勝レースレポート】 今回はなんとRace1経験者が6名、またRace3からステップアップした工藤選手が参戦。 実力はあるがRace1から惜しくも漏れた選手が立ちはだかるRace2は難所。 Race1を目指すドライバーには避けては通れないレース。 去年Cup of PRIDE参戦から今年レーシングカート瑞浪SLレースへステップアップした伊藤選手を先頭にスタートが切られる! 大きな混乱もなくオープニングラップが切られる中、seigo選手・太田選手は1ポジションアップ、最後尾からスタートダッシュを決める岩瀬選手が2ポジションアップ。 レース巧者で構成されるトップ集団は、伊藤選手先頭に水田・高橋選手3名。 虎視眈々とトップを狙う水田選手は、ここまで一度もRace1から落ちたことのない実力者。 今回は非常に悔しい思いをしただろう。シーズンを考えればこのレース絶対に優勝が欲しい。 トップ2が接近しレースを展開する中、3位高橋選手が徐々に離されていく。 それでも前を目指し、再び接近出来るチャンスを狙う。 また後方からは速いペースで岩瀬選手の追撃が展開されていた。 予選でまさかのクラッシュでレースを最後尾で終えてしまった岩瀬選手。その悔しさが表れた積極的な走りで、レース残り半分に差し掛かった時には6位まで浮上。 最終的には5位まで上がり、悔しさを晴らすかのような素晴らしい走りを見せてくれた! 優勝争いは終盤、伊藤・水田選手の一騎打ち。水田選手が僅かな隙を伺うが、抜くまでには至らず苦しい展開。伊藤選手は自分のペースを守り、大きな隙を与えない走り。 両者ともRace1経験者らしいシビアなレースを繰り広げた。 3位をキープする高橋選手は、レース終盤4位の太田選手に接近を許すが、ペースを乱すことなく3位をしっかりと持ち帰った。 静かにレースが展開されたが、個々の秘めたる闘志が満ち溢れたRace2を制したのは、一度もトップを明け渡さなかった伊藤選手!おめでとうございます! 今後のレース活動に繋げ、更なる成長に期待したい! 悔しい思いをする者、更なる高みを目指す者。 色んな思いが渦巻くRace2は更に激戦区となっていくだろう。 |
■Race 3 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race3 決勝レースレポート】 今回Race3にはCup of PRIDE初参戦、のんほい・クイック浜名をホームとする豊田 優貴選手を迎え、重量級ドライバーの熱いバトルが見所となった。 PPはみっちー選手。危なげのないスタートダッシュで2位の和田選手に差をつける。 中盤では石川(竜)選手が井畑選手をパスし、1ポジションアップに成功。 スタートから白熱したバトルは、3位スタートの進撃兄さん選手とその後ろからプレッシャーをかける所選手。 終始ペースの良かった所選手は、7コーナーヘアピンで進撃兄さんをパス、翌周には和田選手を抜き2位に躍り出る! 所選手の動きにより、トップのみっちー選手から3位和田選手まではコンマ1秒以内の接近戦が展開される。しかし、5周目再び7コーナーで所選手が仕掛け、遂にトップに! そこからは後続に一気に差をつけ、優勝に向け盤石な体制を築き上げる。 そんな中、5位を走る石川(竜)選手を先頭とした豊田・井畑・杉山選手で構成された集団のバトルも目が離せなかった。 その中でもペースの良かった石川(竜)選手が次第に差を広げていくが、終盤までは全くミスの許されない展開が繰り広げられた。 僅かなミスで一気にポジションが入れ替わる接近戦。 石川(竜)選手に徐々に離されていく6位豊田選手だが、後方から狙う井畑選手の プレッシャーに耐え抜き初参戦ながら最後までポジションを譲らず素晴らしいレースを見せてくれた! 僅かなチャンスを狙い集団の最後尾を走り続けた、最重量級ドライバー杉山選手も最後まで諦めず追い続けた走りはとても素晴らしかった。 久しぶりの参戦となった9位大矢選手、今回も電池切れとなったか!山原選手。 共に重量級ドライバーだが、最後まで前を見て走る姿には称賛を送りたい。これは簡単そうで以外に難しいものだ。 Race3を制したのは、終始スピードで圧倒した所選手!おめでとうございます! 目標のRace1進出に向け、自信と次なるステップに励みの付いたレースになったのではないだろうか。更なる活躍に期待したい! 最後まで2位を守り切ったみっちー選手とチャンスを狙った3位和田選手、最後まで熱い レースを展開した。両選手にも更に上のRaceで活躍する姿を見せて頂きたい! 毎戦レベルアップが上がるRace3。 残り2戦どんなドラマが待っているのか、重量級ドライバーの熱いバトルから目が離せない。 |
■入賞者インタビュー
■スタッフ特別賞
=花やん賞= seigo iwasaki 選手 |
=あだち賞= 山崎 高宏 選手 |
=しげたか賞= 南部 和哉 選手 |
=りんご賞= 佐藤 元司 選手 |