2018 Cup of PRIDE 第5戦 12/09(日) レースレポート |
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いよいよ2018大詰め、【Cup of PRIDE第5戦】最終戦!!
シリーズ順位が決まる大切な1戦。
初参戦選手、そしてスポット参戦の実力者も多かったこのラウンド。
シリーズのゆくえは・・・?
■タイムアタック結果
順位 | 号車 | 名前 | ハンデ | ベストタイム | 最終結果 | 予選・決勝レース |
1 | 3 | 水田 桂裕 | 0 | 43"402 | 43"402 | TT 1位~11位 Race1へ進出 |
2 | 5 | 石川 拓也 | +0.3 | 43"345 | 43"645 | |
3 | 7 | 矢嵜 叶人 | +0.3 | 43"542 | 43"842 | |
4 | 2 | 伊藤 眞央 | +0.2 | 43"735 | 43"935 | |
5 | 3 | 佐々木 大輔 | +0.3 | 43"644 | 43"944 | |
6 | 9 | 矢嵜 博之 | +0.3 | 43"655 | 43"955 | |
7 | 1 | 森下 雅之 | +0.2 | 43"780 | 43"980 | |
8 | 6 | 村山 雅孝 | +0.2 | 43"848 | 44"048 | |
9 | 6 | 服部 義弘 | +0.3 | 43"764 | 44"064 | |
10 | 7 | 鈴木 風真 | +0.3 | 43"793 | 44"093 | |
11 | 10 | 岩瀬 卓也 | +0.1 | 44"006 | 44"106 | TT 11位~20位 Race2へ進出 |
12 | 6 | 高橋 秀斗 | +0.1 | 44"330 | 44"430 | |
13 | 9 | 中島 照弘 | +0.3 | 44"221 | 44"521 | |
14 | 8 | 鈴木 広昭 | +0.1 | 44"485 | 44"585 | |
15 | 3 | 杉浦 元彦 | +0.2 | 44"438 | 44"638 | |
16 | 5 | 井畑 浩和 | +0.1 | 44"548 | 44"648 | |
17 | 9 | 森 絵未果 | +0.4 | 44"336 | 44"736 | |
18 | 5 | 数馬 康彦 | +0.1 | 44"696 | 44"796 | |
19 | 4 | 所 祐希 | +0.2 | 44"636 | 44"836 | |
20 | 10 | 数馬 みゆき | 0 | 44"860 | 44"860 | |
21 | 4 | 近藤 芳弘 | 0 | 44"914 | 44"914 | TT 21位~30位 Race3へ進出 |
22 | 7 | seigo/i | +0.2 | 44"721 | 44"921 | |
23 | 4 | 佐藤 元司 | +0.1 | 44"843 | 44"943 | |
24 | 8 | 石川 竜二 | 0 | 45"088 | 45"088 | |
25 | 1 | 莞田 康明 | +0.2 | 45"123 | 45"323 | |
26 | 8 | 杉山 裕孝 | 0 | 45"419 | 45"419 | |
27 | 2 | 野中 聡 | +0.2 | 45"341 | 45"541 | |
28 | 10 | 川上 亜紀 | +0.3 | 45"700 | 46"000 | |
29 | 1 | 山原 正樹 | 0 | 48"162 | 48"162 | |
30 | 2 | ※南部 和哉 | +0.1 | 44"146 | 44"246 |
■Race 1 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race1 決勝レースレポート】 今シーズンチャンピオン争いを掛ける最後の戦い。 2017チャンプポイントリーダーの矢嵜 博之選手、父を超えると誓い4ポイント差を追う矢嵜 叶人選手、今シーズン絶対未勝利では終われない、 初勝利でチャンプまでの9ポイント差を逆転出来るか石川 拓也選手。2018年チャンピオンの称号は前戦でこの3名に絞られた。果たしてチャンプの称号は誰の手に… 誰が勝ってもおかしくはない強豪揃いのRace1、番狂わせはあるのか… 今シーズンラストレースが幕を開ける。 チャンピオン争いが繰り広げられる中、今シーズン中々思うように結果の残せていなかった水田 桂裕選手がタイムトライアルから予選をトップ通過で好調を見せる。 チャンピオン争いのキーマンとなるが、自身Cup of PRIDE 初優勝を目指す。 今回Cup of PRIDE 初参戦の服部 義弘選手。N35日本一決定戦優勝・レッドブルカートファイトファイナリストの経験を持つドライバー。 レース経験豊富なだけにこの男も重要なキーマンとなる。レーシングカートで腕を磨く伊藤 眞央選手・Cup of PRIDE 最年少の佐々木 大輔選手といった勢いのある若手選手が今回のRace1に集った! 緊張が走る中、2018年ラストレース初優勝を狙う水田とチャンピオン狙う矢嵜(叶)を先頭に日章旗が振られる! ホールショットを決める水田を先頭にスタートから大きくポジションが入れ替わる! チャンピオン争い3位スタートの石川(拓)が2位、2位スタート矢嵜(叶)が4位へ2ポジションダウン、4位矢嵜(博)が2ポジションダウンで6位と痛いスタートを切る。 服部は2ポジションアップで5位に浮上、鈴木(風)と村山は混戦をかき分け1ポジションアップ、森下は6位と好位置のスタートだったが9位までドロップ、佐々木は後方ポジションキープとなった。 今シーズン一番の激戦となるRace1、1周目ダブルヘアピンで矢嵜(叶)が伊藤に仕掛け3位へ早くも盛り返す。チャンピオン争いをする2位石川(拓)の背後に迫る。 3位伊藤を先頭に後方は団子状態の気の抜けない状態。その中チャンピオン争いの大事な1戦で苦しいスタートをきった6位矢嵜(博)は、必死に前を追う。しかしその後ろにピタリと付く鈴木(風)が牙をむく。 5周目2位石川(拓)のペースが上がらず、矢嵜(叶)・伊藤が迫り3台バトルへ。6位の矢嵜(博)は鈴木(風)を振り切り5位服部に迫る。 再び動きがあったのは7周目。伊藤がヘアピンで矢嵜(叶)のインをさす!しかしすぐさま矢嵜(叶)がクロスで伊藤をパス!両者熱く冷静なバトルを繰り広げる。 そして2位石川(拓)はその隙にギャップを広げるが、矢嵜(叶)・伊藤がそれを許さず徐々にその差を埋める。チャンピオン争いのバトルに緊張感が高まる。 チェッカーまで残り2周、3位矢嵜(叶)が前を走る石川(拓)にヘアピンでプレッシャーをかける。トップ走行の水田は遥か前方。 今回も幻となってしまうのか…悔しさを感じながらもベストを尽くしチャンピオン争いに望みを繋げる石川(拓)。両者最後まで冷静にレースを進める。 何とか、何とか粘らねばと前を見て走り続けた6位矢嵜(博)に鈴木(風)がヘアピンで勝負を仕掛ける!7位へドロップした矢嵜(博)は背後で粘るも鈴木(風)のペースに少しずつ離される。 そしてファイナルラップ、一度もトップを渡すことなくハットトリックを決め最高のレースで締めくくった水田 桂裕選手が優勝! 2位は粘りのレースで死守した石川 拓也選手、3位は伊藤 眞央選手とのバトルを競り勝った矢嵜 叶人選手!おめでとうございます! そして…2018年Cup of PRIDEシリーズチャンピオンに輝いたのは、矢嵜 叶人選手! 改めておめでとうございます!冷静なレース展開で最後まで見ごたえあるレースは本当に素晴らしかったです。有言実行で2017年チャンプの父を超え見事にチャンピオンに輝きました! 前年度チャンプ矢嵜 博之選手は最後まで苦しいレース。ファイナルラップで7位に落ちたことにより僅か1ポイント差で2年連続チャンピオンを逃しました。 しかしそれでも最後まで冷静に焦ることなくチャンプの名に相応しいレースを展開してくれました。 最終戦、それぞれの想いが交錯する本当にドラマティックなレースとなった。 来シーズン新たにどんなドライバー達が参戦してくるのか…そして新たなチャンピオンが生まれるのか!2019年も熱いスプリントレースを期待したい! |
■Race 2 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race2 決勝レースレポート】 今シーズンのチャンピオン争いの行方に大きく関わるキーマンだった第3戦Race1ウィナーの中島 照弘選手がまさかのRace2進出。 初の2戦連続Race2進出を果たした井畑 浩和選手。また今回夫婦での初参戦となる数馬 康彦選手とみゆき選手が参戦! 実力者が入り乱れ毎戦レベルの高いレースが繰り広げられるRace2。 今回はどんなレースが見れるのか! PP中島、セカンドグリッド岩瀬を先頭にレーススタート! ホールショットを決める中島は1周目より早くも後方を突き放す。持ち前のスピードと経験を武器に圧倒するレースを見せる。 3位スタートの高橋は2コーナーで岩瀬をかわし、2位へアップ。3位へドロップした岩瀬は落ち着いて高橋の後ろにつく。しかし4位走行の森が岩瀬の背後でチャンスを伺う。 6位の鈴木(広)も中団のポジション争いの中、5位の杉浦を上手くかわし5位へ浮上。 7位スタートだった所もヘアピンで杉浦に勝負をかけるが、ブレーキングでオーバーランし惜しくもチャンスを掴み損ねる。 2周目より3位争いの岩瀬・森のバトル、5位争いの鈴木(広)・杉浦・所の3台バトルが激しさを増す予感。 4周目11コーナーで勢いのある杉浦が鈴木(広)の一瞬の隙を突きパスに成功。再び5位を奪い返す! 所も鈴木(広)の背後に接近し、緊張感が漂う。しかし6周目に所がヘアピンで完璧なパッシングを見せ6位浮上。7位へドロップした鈴木(広)も負けじと食らいつく。 岩瀬・森のバトルは中盤までは森がピタリと岩瀬についていたが徐々に離されていき、岩瀬が2位の高橋の背後に少しずつ接近する。 一時はポジションの入れ替わりも予想されたが、ミスない高橋の走りで岩瀬は振り切られてしまう。 後方8位走行の井畑は、序盤に前と離れてしまいバトルに入るチャンスを失ってしまったが、しっかりと自分の走りを展開しポジションをキープ。 また9位を走る数馬(康)から序盤離されていた数馬(みゆき)は中盤には盛り返し、終始接近したバトルを展開!厳しい夫婦対決はガッツを見せた数馬(康)が9位フィニュッシュで勝利した! 最後までミスのない安定したレースで見事優勝を飾ったのは…中島 照弘選手!おめでとうございます!Race1へ残る実力があるだけに悔しさの残る中、素晴らしいレースを見せてくれた。 2位はこちらも若手実力者高橋 秀斗選手、3位は岩瀬 卓也選手となりました! 今シーズンも経験豊富なドライバーが数多く参戦したRace2。 来シーズンもどんなハイレベルなレースが見れるのかとても楽しみだ。 Race1への道はここで戦える力が絶対条件、新たな挑戦者が生まれるのを期待したい! |
■Race 3 レース結果
【ファステストラップ】
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【ファステストラップ】
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【Race3 決勝レースレポート】 Cup of PRIDE 初参戦の野中 聡選手と莞田 康明選手を迎え最終戦Race3が行われました! タイムトライアルで顎ひもを忘れ計測タイム抹消を受けた実力者、南部 和哉選手がまさかのRace3進出。 その実力者が決勝でどんなレースを見せてくれるのか… 近藤・佐藤・seigo・川上選手といったRace1経験者も揃った今回の厳しいレースが予想されるRace3。 PP近藤を先頭に決勝レースが幕を開ける! 1周目綺麗にスタートを切った近藤の背後に、ヘアピンで南部が粘りのブレーキングでパス!早くもトップが入れ替わるが、南部の勢いは止まらない。43秒台のハイペースに誰も追いつけず2周目から独走態勢を築く。 2位集団は近藤を先頭に佐藤・seigo・石川(竜)といった経験豊富なドライバーによって形成される。また序盤から重量級ドライバー同士の戦い、山原・杉山のバトルも激しさを増す。 3周目石川(竜)の背中を追う川上が最終コーナーでまさかのスピン! 6位で少しずつ前との差を埋めてきていたが、その後方を走っていた初参戦組莞田・野中の7位集団へ飲まれる。 4周目のヘアピン山原のインをさす最重量ドライバー杉山だったが、ブレーキで耐え切れずスピン!山原ともつれたが、両者とも無事復帰を果たす。 初参戦ながら莞田・野中両者のバトルも接近戦となるが、クリーンなレースを展開。 6周目には両者の間に川上が入り3台バトルとなり、翌周のヘアピンでスピードに勝る川上が莞田をパスし再び6位へ浮上。 川上が莞田をパスした隙に野中も莞田にクロスをかけ勝負に出るが、2つ目のヘアピンで耐え切れずスピン! これで前との差が開くが、最終ラップまでに野中は莞田の背後にまで迫る素晴らしいレースを見せてくれた! 2位の近藤を先頭に最終ラップまで佐藤・seigo・石川(竜)の差は少しずつ開き、ポジションの入れ替わりはなかったが、安定した経験者ながらのレースを展開してくれた。 そして…最終戦Race3のウィナーは南部 和哉選手!おめでとうございます。 最後までRace1常連の力を発揮した気持ちの籠った勢いのあるレースでした! 2位は近藤 芳弘選手、3位は佐藤 元司選手となりました。 毎戦重ねるにつれ、レベルの上がるRace3、来シーズンはどんなドライバーが参戦してくるのか…どんなドラマが待っているのか…とても楽しみだ! |
■入賞者インタビュー
■スタッフ特別賞
=あだち賞= 数馬 康彦選手 数馬 みゆき選手 |
=しげたか賞= 佐々木 大輔 選手 |
=りんご賞= 川上 亜紀 選手 |