【重要】走行前の心がけ
時間に余裕をもってお越しください
初めて参加される方、じっくり練習したい方は、時間ギリギリのご来場ではなく、余裕をもってお越し頂くことをお勧めします。
時間に余裕がないと、慌てて走行準備をする事になり、ナットの閉め忘れ・ボンネットの閉め忘れなど危険な場面に直結します。(過去の事例多数あり)
出発前の準備から始まっています!
走行前の車両チェックをお願いします
・ドレンボルトの緩み
(コース全周オイル漏れした場合、処理に1時間ほど要します。処理代金をご本人様へ請求させて頂きます)
・ホイールナットの緩み
・各部脱落の恐れのある箇所の確認
・空気圧、ナットの締付確認は必ずサーキット(現地)で!
(道中でパンクしていたという事例もあります)
スライドコントロールに向けて
スライドコントロール講習会は、滑ってからのコントロールを練習する講習会です。
中には滑り辛い車両もございます。より滑りやすい状態で練習することがスライドコントロール上達の近道ですし、
ドライバーにも車にも負担が少なく練習できます。
そんな、滑りやすい状態を作るためのポイントをご紹介します。
◎タイヤのバランス
フロントタイヤはハイグリップスポーツラジアルタイヤ、リヤタイヤはローグリップで
リヤは使い古しのスタッドレスでもいいぐらいです
◎空気圧
フロントは適正値、リヤだけ滑りやすい状態が理想です。
滑りづらい車、初めてのスライドの方、ドライ路面など、はリヤのみ空気圧を高くすることをお勧めします。
リヤは国産タイヤであれば4.0ほど(一般道は危険なので適正空気圧でお越し下さい。サーキット場にて調整可能です)
ただし、全面ウェット路面のスライドトレーニングはこの限りではありません。
前後適正圧にて走行開始するか、フロントのみ高め(4.0 ほど)にて走行開始してください。
そこから調整していくという流れがおすすめです。
◎ショッくの減衰圧調整
調整可能なお車でしたら最初は一番ソフトで走ってみてください。
低いスピードでも挙動変化が大きく起きるため、スライド状態に持ち込みやすいです。
【必ずお守りください!!】
上記事項は一般道の走行には大変危険です。
サーキットに到着してから調整し、帰宅時には適正値に戻してから走行して下さい。
↑このようなセットアップのまま公道を走行し、大事故を起こした例もあります。
少しの調整が大きな危険を呼ぶことを甘く見ず、必ずお守りください。
特例もあります
調整してもスライドし辛い車両もあります。(駆動形式やLSDの有り無しなど)無理にスライドする必要はありません。
それぞれのお車によって得意不得意があったり、電子制御の介入が強い車など様々です。
スラコンでは、アンダーステア・オーバーステア体験・そのコントロール、車の限界を少しでも知っていただくこと、そしてドライ・ウェット路面を同時に走れますのでその違いを体感していただくことを大切にしています。
オーバーステアになり辛い車両で無理に持ち込む事は、車両に負担をかけるだけです。(無理なクラッチ蹴りなど)
車両に合わせた練習をアドバイスいたします。
滑り辛い車両の場合は、スポーツドライビングを学ぶ機会とし、
丁寧に運転しつつ、タイヤの限界を超える体験を重ね、マシンを感じ取る力を磨きましょう!
空気圧については個々に状況が違います。
動画にて説明していますのでぜひご覧ください。
車酔いに要注意です
円旋回の練習を行う時に、車酔いをする方が少なくないです。
普段車酔いなんてしない!という方でも、ご自身の運転でひどく酔う方が多いです。
円旋回は、スライドコントロールを習得する上でとても大切な練習です。
その大切さの説明と、車酔いが起こる条件を説明しました。
車酔いしづらい条件=乗りやすい・快適な条件、です。
乗りやすい状態で練習することが、上達への近道です。
車酔いする方もしない方も、 スライド練習をしたことがない方もぜひご視聴ください。
スライド練習時の車酔いは、事前準備で必ず解消できます!
酔い止め薬は「アネロン」がお勧めです。